[SOURce[1|2]:]COMBine:FEED {CH1|CH2|NONE}
[SOURce[1|2]:]COMBine:FEED?
2チャネル測定器上の両チャネルの出力を単一チャネル・コネクタに結合する動作をオンまたはオフにします。「SOURce」キーワード(デフォルトはSOURce1)でベース・チャネルを指定し、そのベース・チャネルと結合するチャネルを<source>で指定します。
{CH1|CH2|NONE}、デフォルトはNONE |
CH1、CH2、またはNONE |
ベース・チャネル1のCOMBine:FEEDソースをチャネル2に設定: COMB:FEED CH2 |
- COMBine:FEEDでは、両方のチャネルからのデジタル・データを結合し、ベース・チャネルの出力DAC上に出力信号を生成します。
- 一度に1つのチャネルのみがCOMBine:FEEDモードで動作できます。
- 変調コマンドやSUMコマンドとは異なり、COMBine:FEEDは2つの変調信号を結合できます。
- COMBine:FEEDは2つのチャネルから直交変調信号を生成して単一のコネクタに結合できます。
- COMBine:FEEDを使用するには、最初に個別のチャネルですべてのパラメータを設定します。
- 結合する信号には、チャネル間に固定された位相オフセットが存在する場合があります。
- COMBine:FEEDを使用すると、2番目のチャネルからのノイズをベース・チャネルの変調信号に結合できます。
- COMBine:FEEDによって結合された出力が測定器の出力レートまたはプログラムされた制限値を超える場合、測定器はCOMBine:FEEDをNONEに設定し、設定衝突エラーを報告します。
- 信号はデジタル形式で結合されます。振幅が大きく異なる2つの信号を結合すると、振幅が低いほうの信号の分解能が2つの振幅の割合に比例して低下する場合があります。
- マスタ・チャネルまたは結合されたチャネルの関数振幅または合計振幅を変更しても、他の関数またはチャネルの振幅またはオフセットは変更されません。マスタ・チャネルまたは結合されたチャネルの関数振幅または合計振幅を変更したことによって出力定格またはプログラムされた制限値を超えた場合は振幅値がクリップされ、設定衝突エラーが報告されます。
- マスタ・チャネルまたは結合されたチャネルのチャネル・オフセットを変更しても、他の関数またはチャネルの振幅またはオフセットは変更されません。マスタ・チャネルまたは結合されたチャネルのチャネル・オフセットを変更したことによって出力定格またはプログラムされた制限値を超えた場合、振幅値はクリップされ、測定器が設定衝突エラーを報告します。
- 制限値を有効にした、またはプログラムされた制限値を調整したことによって、制限値が信号最大値よりも低くなった、または信号最小値よりも高くなった場合は、その制限値が有効になることも、調整されることもなく、測定器が設定衝突エラーを報告します。