電源オンおよびリセット・ステート

以下の表に、出荷時設定を示します。 丸印(・)が付いたパラメータは不揮発性なので、電源投入時やシステム・リセット時に影響しません。 その他のパラメータは揮発性なので、電源投入時、あるいは*RSTまたはSYSTem:PRESetの後は、指定した値にリセットされます。

注記

電源投入時ステートのリコール・モードが有効な場合、電源投入時/リセット・ステートがこれらの値と異なる場合があります。


測定設定 出荷時設定

機能

DC電圧

レンジ

オートレンジ(すべての機能が対象)

分解能

10 PLC(電源周波数)に相当する分解能。

積分時間

NPLCオン、10 PLC*

オートゼロ

オン*

アパーチャ

オフ、1秒*

• 入力インピーダンス

• 10 MΩ(すべてのDC電圧レンジで固定)

AC入力フィルタ(帯域幅)

20 Hz(中速フィルタ)

温度トランスデューサ・タイプ

FRTD

RTD基準抵抗

100 Ω

ヌル(個々の機能)

オフ、基準を0.0に設定、自動基準有効(すべての測定機能が対象)

*すべてのDC測定機能が対象です。


演算機能 出荷時設定

演算ステート

オフ

スケーリング機能

Null

ヌルおよびdB相対値

0.0に設定、自動基準有効

下限値と上限値

0.0

ヒストグラム

ビン・カウントのクリア、100ビン、自動ビニング有効

統計

クリア

*dBm基準抵抗

• 600 Ω


トリガ動作 出荷時設定

トリガ・カウント

1

トリガ・ソース

即時

トリガ遅延

自動遅延

サンプル・カウント

1


システム関連の操作

出荷時設定

• ビープ音モード

• オン

• 3桁区切り

• オン

ディスプレイ・ステート

オン

読み値メモリ

クリア

エラー待ち行列

注記を参照

• 保存されたステート

• 変更なし

• 校正ステート

• 保護


注記

エラー待ち行列は電源投入時にクリアされます。 *RSTSYSTem:PRESet、またはフロント・パネルのプリセットではクリアされません。


入出力設定 出荷時設定

インタフェースの有効化:1

• LAN

• オン

• GPIB

• オン

• USB

• オン

LAN設定:2


• DHCP

• オン

• オートIP

• オン

• IPアドレス

• 169.254.4.60(34460Aの場合)
• 169.254.4.61(34461Aの場合)

• サブネット・マスク

• 255.255.0.0

• デフォルト・ゲートウェイ

• 0.0.0.0

• DNSサーバ

• 0.0.0.0

• ホスト名

• A-34460A-nnnnn(34460Aの場合)3
• A-34461A-nnnnn(34461Aの場合)

• LANサービス1

• すべて有効
(VISA LAN、ソケット、Telnet、Webサーバ)

GPIB設定:


• GPIBアドレス

• 22

1 インタフェースの有効化またはLANサービスの変更は、電源を入れ直した後にのみ有効になります。
2 LAN設定の変更を有効にするには、LANを再起動する必要があります。 SCPIから電源を入れ直す必要があります。
3 ここで、nnnnnは測定器シリアル番号の末尾5桁です。


注記

測定器では、LANポート5024をSCPI Telnetセッションに、ポート5025をSCPIソケット・セッションに使用します。