DISPlayサブシステムは測定器の表示を制御します。
次のプログラムは、測定器の表示をオフにし、測定器に触れないよう指示するメッセージを表示します。
DISP OFF
DISP:TEXT "Test running.Please do not touch."
DISPlayサブシステムには次のコマンドがあります。
フロント・パネル・ディスプレイをオン/オフします。オフにするとフロント・パネル・ディスプレイが黒くなり、すべてのインジケータがオフになります。ただし、画面はオンのままです。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
---|---|
{ON|1|OFF|0}、デフォルトはON | 0(OFF)または1(ON) |
ディスプレイをオフにする: DISP OFF |
2チャネル測定器で前面に表示されているチャネルを選択します。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
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{CH1|CH2} Default CH1 |
CH1またはCH2 |
チャネル2を前面にします。 DISP:FOCus CH2 |
フロント・パネル・ディスプレイにテキスト・メッセージを表示します。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
---|---|
標準キーボード文字40文字までの引用符で囲まれた文字列。デフォルトは""です。 | "Test running.Do not touch." |
ディスプレイにメッセージを表示: DISP:TEXT "Test in progress..." |
フロント・パネル・ディスプレイからテキスト・メッセージをクリアします。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
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(なし) | (なし) |
ディスプレイのメッセージをクリア: DISP:TEXT:CLE |
任意波形のレート単位が毎秒サンプル数(SRATe)、Hz(FREQ)または秒(PER)のいずれかを指定します。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
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{SRATe|FREQuency|PERiod} デフォルトはSRATe。 |
SRAT、FREQ、またはPER |
任意波形の単位を秒に設定します。 DISP:UNIT:ARBR PER |
パルス幅の指定方法を選択します。幅またはデューティ・サイクルのいずれかを指定できます。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
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{WIDTh|DUTY} デフォルトはWIDThです。 |
WIDTまたはDUTY |
パルス幅をパーセントで指定します(デューティ・サイクル) DISP:UNIT:PULS DUTY |
正弦波、方形波、ランプ波、パルス波、三角波のレート単位が、Hz(FREQ)または秒(PER)のいずれかを指定します。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
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{FREQuency|PERiod} デフォルトはFREQuency。 |
FREQまたはPER |
単位をHzに設定します。 DISP:UNIT:RATE FREQ |
掃引周波数範囲の指定方法を選択します。範囲を開始値または停止値として指定するか、または中央値前後の幅として指定できます。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
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{STARtstop|CENTerspan} デフォルトはSTARtstop。 |
STARまたはCENT |
以下の例は両方とも、10~500 Hzの掃引を指定します。 |
電圧範囲の指定方法を選択します。電圧範囲は、振幅とオフセットとして、またはハイ/ローの値として指定できます。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
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{AMPLitudeoff|HIGHlow} デフォルト:AMPLitudeoff |
AMPLまたはHIGH |
以下の例は両方とも、波形の電圧を1~4 Vに指定します。 DISP:UNIT:VOLT HIGH VOLT:LOW 1 VOLT:HIGH 4 DISP:UNIT:VOLT:AMPL VOLT 3 VOLT OFFS 2.5 |
画面レイアウトを選択します。
パラメータ | 代表的な戻り値 |
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{STANdard|TEXT|GRAPh|DUAL} デフォルトはSTANdard。 |
STAN、TEXT、GRAP、またはDUAL |
大きなグラフ表示を選択します。 DISP:VIEW GRAP |