OUTPutサブシステム

OUTPutサブシステムは、フロント・パネルのチャネル出力とSyncコネクタ、リア・パネルのExt Trigコネクタを制御します。

OUTPut[1|2] {ON|1|OFF|0}
OUTPut[1|2]?

フロント・パネルの出力コネクタをオンまたはオフにします。

パラメータ 代表的な戻り値
{ON|1|OFF|0}、デフォルトはOFF 0(OFF)または1(ON)
チャネル1の出力コネクタをオン:
OUTP ON

OUTPut[1|2]:LOAD {<Ω値>|INFinity|MINimum|MAXimum|DEFault}
OUTPut[1|2]:LOAD? [{MINimum|MAXimum}]

予想される出力終端を設定します。これは、出力に伴う負荷インピーダンスと等しくする必要があります。

パラメータ 代表的な戻り値
1Ω~10 kΩ、デフォルトは50 Ω +5.000000000000000E+02

出力インピーダンスを300Ωに設定:
OUTP:LOAD 300

出力インピーダンスを「高インピーダンス」に設定:
OUTP:LOAD INF

OUTPut[1|2]:MODE {NORMal|GATed}
OUTPut[1|2]:MODE?

トリガ入力を使用して出力波形信号のオンおよびオフのゲーティングをオン(GATed)またはオフ(NORMal)にします。

パラメータ 代表的な戻り値
{NORMal|GATed}、デフォルトはNORMal GATまたはNORM

ゲート出力をオン:
OUTP:MODE GAT

OUTPut[1|2]:POLarity {NORMal|INVerted}
OUTPut[1|2]:POLarity?

波形をオフセット電圧に相対させて反転します。

パラメータ 代表的な戻り値
{NORMal|INVerted}、デフォルトはNORMal NORMまたはINV
出力極性をINVertedに設定:
OUTP:POL INV

OUTPut:SYNC {ON|1|OFF|0}
OUTPut:SYNC?

フロント・パネルのSyncコネクタをオフまたはオンにします。   

パラメータ 代表的な戻り値
{ON|1|OFF|0}、デフォルトはON 0(OFF)または1(ON)
フロント・パネルのSyncコネクタをオフにする:
OUTP:SYNC OFF

OUTPut[1|2]:SYNC:MODE {NORMal|CARRier|MARKer}
OUTPut[1|2]:SYNC:MODE?

ノーマルなSync動作(NORMal)を指定する、Syncが搬送波波形に従うようにする(CARRier)、またはマーカ位置を指定します(MARKer)。

パラメータ 代表的な戻り値
{NORMal|CARRier|MARKer}、デフォルトはNORMal NORM、CARR、またはMARK
出力同期モードをCARRierに設定:
OUTPut:SYNC:MODE CARR

OUTPut[1|2]:SYNC:POLarity {NORMal|INVerted}
OUTPut[1|2]:SYNC:POLarity?

立ち下がりまたは立ち上がりエッジ・トリガを必要とする可能性のある外部測定器をトリガするようにSync出力の目的の出力極性を設定します。

パラメータ 代表的な戻り値
{NORMal|INVerted}、デフォルトはNORMal NORMまたはINV
測定器の出力同期コネクタをノーマル動作に設定:
OUTP:SYNC:POL NORM

OUTPut:SYNC:SOURce {CH1|CH2}
OUTPut:SYNC:SOURce?

Sync出力コネクタのソースを設定します。

パラメータ 代表的な戻り値
{CH1|CH2}、デフォルトはCH1 CH1またはCH2
同期ソースをチャネル2に設定:
OUTP :SYNC:SOUR CH2

OUTPut:TRIGger {ON|1|OFF|0}
OUTPut:TRIGger?

掃引モードおよびバーストモードの「トリガ出力」信号をオフまたはオンにします。

パラメータ 代表的な戻り値
{ON|1|OFF|0}、デフォルトはOFF 0(OFF)または1(ON)
トリガ出力信号をオンにする:
OUTP:TRIG ON

OUTPut:TRIGger:SLOPe {POSitive|NEGative}
OUTPut:TRIGger:SLOPe?

測定器に「トリガ出力」信号に立ち上がりエッジを使用するか、立ち下がりエッジを使用するかを選択します。

パラメータ 代表的な戻り値
{POSitive|NEGative}、デフォルトはPOSitive POSまたはNEG
トリガ・スロープをNEGative(立ち下がりエッジ)に設定:
OUTP:TRIG:SLOP NEG

OUTPut:TRIGger:SOURce {CH1|CH2}
OUTPut:TRIGger:SOURce?

2チャネル測定器のトリガ出力で使用するソース・チャネルを選択します。ソース・チャネルは、トリガ出力コネクタにどんな出力信号を生成するかを決定します。

パラメータ 代表的な戻り値
{CH1|CH2}、デフォルトはCH1 CH1またはCH2
出力トリガ・ソースをCH2に設定:
OUTP:TRIG:SOUR CH2
OUTPutサブシステム