PMサブシステム
PMサブシステムでは、波形を位相変調できます。
ここでは、 ここでは、位相変調された波形の生成に必要な手順を概説します。
- 搬送波波形の設定: FUNCtion、FREQuency、VOLTage、およびVOLTage:OFFSetを使用して、搬送波波形の関数、周波数、振幅、およびオフセットを指定します。
- 変調源(内部、外部、CH1、またはCH2)を選択: PM:SOURce。 外部変調源の場合は、手順3および4を省略します。
- 変調波形を設定: PM:INTernal:FUNCtion
- 変調周波数を選択: PM:INTernal:FREQuency
- 位相偏移を設定: PM:DEViation
- PMをオンにする: PM:STATe:ON
次のコードは、以下に示すオシロスコープ図を作成します。
FUNCtion SQU
FREQuency +1.0E+04
VOLTage +1.0
VOLTage:OFFset 0.0
PM:SOURce INT
PM:DEViation +90
PM:INTernal:FREQuency +2500
PM:INTernal:FUNCtion RAMP
PM:STATe 1
OUTPut1 1
[SOURce[1|2]:]PM:DEViation {<偏移(°)>|MINimum|MAXimum|DEFault}
[SOURce[1|2]:]PM:DEViation? [{MINimum|MAXimum}]
位相偏移を度数単位で設定します。この値は、被変調波形の位相の、搬送波波形からのピーク偏移を表します。
0~360、デフォルトは180 |
+9.000000000000000E+01
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位相偏移を±90度に設定: PM:DEV 90
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- 外部変調源を使用する場合、偏移は、リア・パネルのModulation Inコネクタに存在する±5 Vの信号レベル(33600シリーズではオプションで±1 V)によって制御されます。例えば、周波数偏移を180度に設定した場合の+5 V信号レベル(33600シリーズではオプションで±1 V)は+180度の位相偏移に相当します。外部信号レベルが低くなると、発生する偏移も小さくなり、信号レベルが負の場合は負の偏差が発生します。
[SOURce[1|2]:]PM:INTernal:FREQuency {<周波数>|MINimum|MAXimum|DEFault}
[SOURce[1|2]:]PM:INTernal:FREQuency? [{MINimum|MAXimum}]
変調波形の周波数を設定します。変調源として選択された波形は、その波形の周波数限度内でその周波数で動作します。
1μHzから内部関数で許可されている最大値まで。デフォルトは10 Hz. |
+1.000000000000000E‑06 |
変調周波数を10 kHzに設定: PM:INT:FREQ 10000
変調周波数を1μHzに設定: PM:INT:FREQ MIN
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- 任意波形を変調源として選択すると、任意波形のサンプリング・レートとポイント数に基づいて、周波数が任意波形の周波数に変更されます。
- 変調源に任意波形を使用する場合、このパラメータを変更すると、任意波形のサンプリング・レートを表すキャッシュ済みのメタデータも変更されます。また、任意波形の変調周波数は、FUNCtion:ARBitrary:FREQuency、FUNCtion:ARBitrary:PERiod、およびFUNCtion:ARBitrary:SRATeを使用して変更できます。これらのコマンドと変調周波数コマンドは、任意波形が最後に再生されたときとまったく同じ動作をするように、直接結合されます。後で変調をオフにし、同じ任意波形を現在の関数として選択すると、このサンプリング・レート(および、ポイント数に基づいた対応する周波数)は、この波形が変調源として再生されたときと同じになります。
- 内部関数がTRIangle、UpRamp、またはDnRampの場合、最大周波数は33500シリーズでは200 kHz、33600シリーズでは800 kHzに制限されています。内部関数がPRBSの場合、周波数はビット・レートを基準にし、以下に示すように制限されます。
- このコマンドは、内部変調源の場合にのみ使用してください (PM:SOURce INTernal)。
[SOURce[1|2]:]PM:INTernal:FUNCtion <関数>
[SOURce[1|2]:]PM:INTernal:FUNCtion?
変調波形の形状を選択します。
{SINusoid|SQUare|RAMP|NRAMp|TRIangle|NOISe|PRBS|ARB}、デフォルトはSINusoid 内部関数波形を表示します。
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SIN、SQU、RAMP、NRAM、TRI、NOIS、PRBS、またはARB |
正弦波を変調波形として選択: PM:INT:FUNC SIN |
- このコマンドは、内部変調源の場合にのみ使用してください (PM:SOURce INTernal)。
- ノイズを変調波形として使用することはできますが、ノイズ、パルスまたはDCを搬送波として使用することはできません。